ロボコール対策! “STIR / SHAKEN”を理解する!

今回は急増するロボコールや詐欺電話の取り組みとして期待されている、”STIR / SHAKEN”について解説していきます。
STIR(かき回す)やSHAKEN(シェイク)という言葉から何やらカフェやカクテルを想像させますが、、、もちろん違います。
STIRは”Secure Telephony Identity Revisited”を短くしたもの。SHAKENは”Signature-based Handling of Asserted information using toKENs”を短くしたものです。最後のトークンから”KEN”を引っ張ってきている点は多少強引な気もしますね。これはシンプルに言ってしまうと、「インターネットで使用されているような認証技術を電話の世界でも使用しよう」というものです。

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2025年までにNTT固定電話網(PSTN)はIP網へ移行予定。2. IP電話サービス導入方法

今回は前回の続き。前回の投稿では2024年1月から2025年1月にかけてNTT東西は固定電話網(PSTN)をIP網へ移行することについて、その概要を説明しました。また、その際、IP電話サービスの利用について触れましたが今回はさらに掘り下げて、実際に企業が採用したIP電話サービスの具体的な導入方法についてシステム目線で紹介します。 キャリアのIP電話サービスとは?
従来のPSTN回線とは別にIP網による電話サービスです。2019年現在、日本では主に以下のようなものがあります。

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今日から使える実践技術 [3. IP電話機(Yealink T4X)で実際にプロビジョニングを行ってみる]

前回「今日から使える実践技術 [2. IP電話機メーカーによって違うプロビジョニング仕様]」では、IP電話機のプロビジョニングについて、各メーカーによって仕様が異なることについて説明しました。今回はさらに一歩踏み込んで実際のIP電話機を使用してプロビジョニングの設定手順を紹介しようと思います。

今回のプロビジョニングの例として、Yealink社のSIP-T48Gという機種を使用します。Yealink社のT4Xシリーズの他機種でもほぼ同じプロビジョニングの仕様です。

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必見!VOIP技術者への最新アンケート結果から見えてきたクラウド利用の問題点とは

今回は非常に面白いトピックです。SIP School(https://www.thesipschool.com/)の行ったVoIP技術者へのアンケート結果から、実際に企業がクラウドサービスを利用した際にどういった問題に直面しているか明らかになりましたので紹介します。

これまでも紹介してきた通り、IP-PBX及びコールセンターシステムについて、オンプレミス型とクラウド型、どちらにも長所、短所はあります。今回はクラウドサービスを利用した際に直面した問題に焦点を当てますが、決してクラウドがダメというわけではないのでご注意ください。

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今日から使える実践技術 [2. IP電話機メーカーによって違うプロビジョニング仕様]

前回「今日から使える実践技術 [1. IP電話機のプロビジョニングを理解する]」では、IP電話機のプロビジョニングの全体像について説明しました。今回はさらに一歩踏み込んで実際の各メーカーのIP電話機のプロビジョニング仕様を例に挙げてさらに理解を深めていこうと思います。

IP電話機のプロビジョニング機能は大変便利な機能です。しかしながら各メーカーによる仕様の違いのため、その利用についてのハードルが上がっていることも事実です。
どういう点が違うのでしょうか、IP電話機メーカー毎に違い、最も注意が必要な上位5点をピックアップして紹介していきます。

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今日から使える実践技術 [1. IP電話機のプロビジョニングを理解する]

プロビジョニングとは、主にIT分野において、物理的な機器設備の準備、仮想環境、クラウド環境などの準備や設定のことを指す言葉として広く使用されています。今回はその中でも特にIP電話機(SIPフォン)のプロビジョニング機能について説明します。

IP電話機のプロビジョニングとは?

IP電話機のプロビジョニングとは、リモートサーバーから各IP電話機の設定を自動で行う機能です。簡単な流れは以下です。

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VoIP/WebRTC技術者のためのSTUN/TURN サーバー解説。その3. 「さくらのVPS」でつくるSTUN/TURN サーバー(セットアップ編)。

今回はSTUN/TURN サーバー解説の3回目です。前回(第2回)のインストール編は「TURNサーバー構築の目的」、「さくらVPSの紹介」、「事前のネットワーク設定」、「TURNサーバのオープンソフトウェアであるCOTURNのインストール」について説明しています。前回をまだ見てない方はそちらから見ることをオススメします。今回はCOTURNをインストールしていることを前提に、TURNサーバーをセットアップしていきます。また、前回同様、「さくらのVPS 」を利用して構築していきます。STUN/TURNについて、ぼんやりと知っているという方にはこの記事に沿って実際に構築してみることを今回も強くオススメします。実際に手を動かしてみると本当の理解が早いです。

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VoIP/WebRTC技術者のためのSTUN/TURN サーバー解説。その1. STUN/TURN サーバーとは?

今回から複数回にわたり、VoIPやWebRTCが抱える問題点とSTUN/TURNを利用したその解決方法について解説していきます。また具体的な説明にはオープンソースのSTUN/TURNサーバーである“COTURN”を使用します。

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アメリカ発、IPv6専用モバイルネットワーク問題。あなたのVOIP機器は大丈夫?

IPv6、次世代のインターネットプロトコルとして普及すると言われて早20数年(?)経ちますが、そろそろその足音が聞こえてきたようです。まあ、勿論、これまでも着実に普及してきたのですが、IPv4メインであまり意識していないエンジニアも多かったのではないでしょうか。2018年に入り、今回はそろそろIPv6を意識しようというお話です。
そもそも、今まで20年間、無視してOKだったのになぜそろそろ意識する必要があるのでしょう?VOIPエンジニア目線で幾つか理由を挙げてみます。
1 .モバイルキャリアでのIPv6の普及率が上がった。
2. AppleのApp StoreアプリでIPv6対応が必須。
3. iOSなどでIPv4よりIPv6が優先されている。
4. IPv4よりIPv6のパフォーマンスが良いとするレポートが多数報告されている。
どれもごもっともな理由ですが、まだ「IPv4でもいいんじゃない?」と思ってしまいますよね。しかし、ここに来てもう一つの理由が2年ほど前から忍び寄っています。

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