Let’s EncryptでワイルドカードSSL証明書を取得して複数Webサイトを運営する。(Tomcat 8.5 + CentOS)

Let’s Encrypt とは無料でSSL証明書を発行してくれるサービスおよびその認証局のことを指します。前回、Let’s Encryptを利用して取得したSSL証明書を取得した後、Tomcatにインストールする手順を紹介しましたが、今回はその第二弾、応用編です。Let’sEncryptを利用してワイルドカード証明書を取得します。

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Oracle Java 有償化。その現状と企業の今後の対策について調査報告。

これまでも紆余曲折ありましたが、現在の最新情報では2019年1月中にOracle Java SEの有償化が実施されます。今回はOracle Java SEの有償化について簡潔にとりまとめ、そして今後の企業の取るべき方策についても紹介していきます。さてオラクル Java の有償化とはどういうことでしょうか。これまで無償で使用可能であった Oracle Java SEが1月から有償化となります。あくまでオラクルのJavaの話です。
最新のOracle JDKのロードマップについてはOracleのサイト(英語)で確認できます。そのサイトによると、通常のユーザーは2019年1月から新しいJava SE 8は手に入らなくなる可能性が高いです。そして、いつWebサイトからダウンロードできなくなるかもわかりません

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Let’s Encryptで取得したSSL証明書をTomcatで使用する手順紹介。CentOS使用

Let’s Encrypt とは無料でSSL証明書を発行してくれるサービスおよびその認証局のことを指します。

今回はCentOS上で稼働するTomcatにLet’s Encryptを利用して取得したSSL証明書をインストールする手順を紹介します。通常、Let’s Encryptではクライアントソフトウェアである、Certbotを使用してSSL証明書の取得・更新作業を行います。このCertbotを利用することにより証明書の取得・インストール・更新のプロセスを自動化することもできます。
今回は基本的なコマンド入力によるSSL証明書の取得手順と、Tomcatへの導入手順を紹介します。

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CentOS6 で構築 OpenVPN 2.4.2 (1. インストール編)

VPN接続のスタンダードともいえるOpenVPN(https://openvpn.net/)ですが先月(2017.5)最新版2.4.2がリリースされました。
既にOpenVPN環境を構築してVPN接続を利用している法人/個人の方も多くいらっしゃると思います。今回はバージョンが古いままOpenVPNを使い続けている方、これから使ってみようという方を対象として、最新版2.4.2のセットアップ方法を紹介します。

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SIP負荷テストツール”SIPp”を使ってみる。(RTP送信編)

前回、「SIPp」 というツールを紹介しましたが、反響が大きかったので第2弾です。非常に有用なツールであることは前回紹介した通り。今回はその応用編として、SIPpを利用してRTPパケットを送信/受信する方法をご紹介します。実際のSIPサーバやIP-PBXはRTPパケットをリレーしていることが多く、パフォーマンステストではSIPメッセージだけではなく、RTPパケットを送信して負荷を掛けることが多々あります。

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SIP負荷テストツール”SIPp”を使ってみる。

「SIPp」 というツールをご存知でしょうか。非常に有用なツールでSIPプロダクトをテストする際に多くのケースで使用されます。設定は主にXMLファイル形式の設定ファイルで行います。そのため少し面倒な点もありますが、なんといっても動作が軽い。負荷テストにおいて、負荷を与える側のシミュレータとして使用する場合が多いようです。

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