今日から使える実践技術 [2. IP電話機メーカーによって違うプロビジョニング仕様]

前回「今日から使える実践技術 [1. IP電話機のプロビジョニングを理解する]」では、IP電話機のプロビジョニングの全体像について説明しました。今回はさらに一歩踏み込んで実際の各メーカーのIP電話機のプロビジョニング仕様を例に挙げてさらに理解を深めていこうと思います。

IP電話機のプロビジョニング機能は大変便利な機能です。しかしながら各メーカーによる仕様の違いのため、その利用についてのハードルが上がっていることも事実です。
どういう点が違うのでしょうか、IP電話機メーカー毎に違い、最も注意が必要な上位5点をピックアップして紹介していきます。

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コールセンターシステム技術者が知っておくべきAI技術の勘所。[その1. AI(人工知能)技術とは?]

コールセンターシステム技術者が知っておくべきAI技術の勘所。初回は「AI技術とは?」という問いについてイメージを持ってもらうことが目的です。ご存知のようにAIという言葉はバズワードとして巷で溢れています。その言葉と技術の扱う範囲はとても広く、何処から手を付けて良いかわからないほどです。

コールセンターシステムにもAIの波は押し寄せてきました。至る所で利用されています。しかしながら、ある機能では試作段階、またある機能では実用段階とその技術の成熟度は異なります。また、悪質な「AI」と謳っているもののAIではない製品も氾濫しています。

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今日から使える実践技術 [1. IP電話機のプロビジョニングを理解する]

プロビジョニングとは、主にIT分野において、物理的な機器設備の準備、仮想環境、クラウド環境などの準備や設定のことを指す言葉として広く使用されています。今回はその中でも特にIP電話機(SIPフォン)のプロビジョニング機能について説明します。

IP電話機のプロビジョニングとは?

IP電話機のプロビジョニングとは、リモートサーバーから各IP電話機の設定を自動で行う機能です。簡単な流れは以下です。

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Let’s Encryptで取得したSSL証明書をTomcatで使用する手順紹介。CentOS使用

Let’s Encrypt とは無料でSSL証明書を発行してくれるサービスおよびその認証局のことを指します。

今回はCentOS上で稼働するTomcatにLet’s Encryptを利用して取得したSSL証明書をインストールする手順を紹介します。通常、Let’s Encryptではクライアントソフトウェアである、Certbotを使用してSSL証明書の取得・更新作業を行います。このCertbotを利用することにより証明書の取得・インストール・更新のプロセスを自動化することもできます。
今回は基本的なコマンド入力によるSSL証明書の取得手順と、Tomcatへの導入手順を紹介します。

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2019謹賀新年、今年も「コールセンタートレンド」をよろしくお願いいたします。

新年、あけましておめでとうございます。2015年に開設したサイトも今年で5年目に入りました。
今回、新年を迎えるにあたり、「コールセンタートレンドの」ウェブサイトをリニューアルしました。これまでより目的の記事を見やすく、探しやすくなるように以下の点が変わりました。
関連のある記事を極力まとめて表示するようになりました。
英文表記が残っていた個所の日本語化。
記事検索機能の強化。
コールセンター用語集の設置。

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アウトバウンド業務効率化方法についての調査結果

2018年現在のコールセンターアウトバウンド業務の効率化策について調査結果をまとめました。
そもそも アウトバウンド業務とは何か?コールセンター側から顧客側へ連絡する業務を総称して「アウトバウンド」と呼びます。
一般的には電話での発信を指しますが、広義にはメールやショートメッセージ、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス) 等を使用して顧客に連絡することも含める場合もあります。電話機能を使って発信することを「アウトバウンドコール」と呼ぶこともあります。

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VoIP/WebRTC技術者のためのSTUN/TURN サーバー解説。その3. 「さくらのVPS」でつくるSTUN/TURN サーバー(セットアップ編)。

今回はSTUN/TURN サーバー解説の3回目です。前回(第2回)のインストール編は「TURNサーバー構築の目的」、「さくらVPSの紹介」、「事前のネットワーク設定」、「TURNサーバのオープンソフトウェアであるCOTURNのインストール」について説明しています。前回をまだ見てない方はそちらから見ることをオススメします。今回はCOTURNをインストールしていることを前提に、TURNサーバーをセットアップしていきます。また、前回同様、「さくらのVPS 」を利用して構築していきます。STUN/TURNについて、ぼんやりと知っているという方にはこの記事に沿って実際に構築してみることを今回も強くオススメします。実際に手を動かしてみると本当の理解が早いです。

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Free-PBXのSANGOMAがオープンソースPBX Asteriskの開発会社Digiumを買収

Sangoma Technologies Corporation (TSX VENTURE: STC)のプレスリリースによると、SangomaがDigiumを総額2800万ドル(約30億円)で買収するとのことです。

Free-PBXを展開しているSangomaですが、AsteriskのDigiumとはこれまでテレコム市場で協力/競合してきた相手の買収ということになります。
買収規模としては2800万ドル(約30億円)と決して大きな案件ではないのですが、やはり今後、Asteriskのコミュニティに与える影響が気になります。Sangomaがこれまで通り、Asteriskをオープンソースとしての価値を認識してバックアップしていくことを期待しています。

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VoIP/WebRTC技術者のためのSTUN/TURN サーバー解説。その2. 「さくらのVPS」でつくるSTUN/TURN サーバー(インストール編)。

今回はSTUN/TURN サーバー解説の続きです。前回はSTUN/TURNについての簡単な説明がメインでしたが、今回は実際にSTUN/TURNサーバーを「さくらのVPS 」を利用して構築してみます。STUN/TURNについて、ぼんやりと知っているという方にはこの記事に沿って実際に構築してみることを強くオススメします。実際に手を動かしてみると本当の理解が早いです。

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