アバイア Avayaに買収観測 “strategic alternatives for the company”とは?
(2019.09.13更新 )
今週に入り、複数のメディアがAvayaのBuyoutについて近く何らかの発表があるのではないかと報じています。
きっかけは8月中旬にディスクローズされた、同社が”Strategic alternatives for the company”を評価しているとの報道です。これは完了までに30日間を要するとされ、今週9/13その期限を迎えます。
アバイアは買収される?
各メディアでは憶測で以下のような買収先が候補に挙げられています。
- Mitel – Bloombergの8/19日付の記事では「マイテルは既にアバイアに買収に関しての入札提案をしている」と報じています。
参考:”Avaya to Get Bid From Rival Telecom Gear Vendor Mitel“(https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-08-19/avaya-is-said-to-get-bid-from-rival-telecom-gear-vendor-mitel?srnd=technology-vp)
- Clayton Dubilier & Rice (CD&R) (こちらはプライベートエクイティファームですが、RingCentralが参加)
マーケットではこれらの期待から8月中旬以降、NYSEに上場しているAvayaの株価はそれ以前は10-11USD台だったものが、現在13-14USD台で推移しています。
もちろん、アバイアがBuyoutを選ばず、独自の道を進むことも考えられます。今後の発表に注目しましょう。
(2019.9.13 更新)
本日(9/13)のアバイアからの発表では特に目新しいものがなく、strategic altanatives (次の戦略)はまだ引き続き検討中とのこと。これを受けてマーケットでは失望売りが進み株価は12%安、11ドル台に突入しました。(参考:Avaya 株価: https://markets.businessinsider.com/stocks/avya-stock)