SDN市場は2020年までに6兆円ビジネスへ成長

NFVZONEの記事によると、アーリーアダプターのこれまでの検証によりSDNの価値が認められきているとのことです。そのため今後ネットワーク関連のサプライヤーはこれまでのレガシーシステムからSDN対応製品への切り替えをさらに進めていくと。 昨年のSDNの世界市場は約2600億円程度でしたが、これが今後2020年までに6兆円程度になると予想しているリサーチ結果もあるようです。

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Open vSwitch オープンブイスイッチ[導入パターン紹介]

Open vSwitch(以下OVS)はオープンソースソフトウェアの仮想スイッチです。Openflowプロトコルに準拠しており、Openflowスイッチとして動作します。また、多くのベンダーがOpen vSwitchを内部で利用してエンタープライズ用のスイッチ製品を提供していることでも知られています。

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VoIP技術者のための実践講座 [第4回WireSharkでRTPパケットを確認]

今回で4回目の実践講座となります。前回WireSharkでIP-PBXのシグナリングを見てきましたが、今回はSIPによりダイアログが確立された後に流れるRTPパケットについてみていきましょう。IP-PBXではどういったメッセージのやり取りがなされているかを見ていくことにしましょう。前回の「第3回WireSharkでIP-PBXシグナリングを見る」を見ていることを前提として進めていきますので、まだ見ていない人は先にそちらを見ることをお勧めします。

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VoIP技術者のための実践講座 [第2回WireSharkでSIPシグナリングを見る]

今回はWiresharkの具体的な使い方をご紹介しようと思います。本記事ではコールセンターシステム関連の技術者、すなわちVoIP(Voice/Video over Internet Protocolボイス/ビデオ オーバー インターネット プロトコル)技術者を想定しています。そのため今回はVoIPの代表的な通信プロトコルである、SIP (Session Initiation Protocol)のシグナリングを見ることを目標にWiresharkを使ってみようと思います。

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WebRTCはコンタクトセンター業界に地殻変動を起こすか? [第4回 WebRTCの弱点]

今回は「第3回WebRTC関連のサービス」で予告した通り、WebRTCの弱点について考えていきましょう。弱点と書きましたが、実際はWebRTC技術の苦手な所、不向きなことでしょうか。図を使いながら解りやすく説明して行こうと思います。

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VoIP技術者のための実践講座 [第1回 WireSharkを使う]

「Wireshark」をご存知でしょうか。今やVoIP業界に限らず、ネットワークに関連する技術者の方々で、この名前を知らない人はいないのではないでしょうか。例えれば大工さんがカンナを知らないようなものでしょうか。今やVoIP業界においてネットワークに関連したトラブルがあると、Wiresharkで取得したパケットログを合わせて解析するということが当たり前となっています。

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