CentOS7で構築 Open vSwitch オープンブイスイッチ[3. 仮想スイッチ作成]

CentOS7でOpen vSwitchを構築する第3回目の講座となります。前回は大まかな仮想スイッチ設定手順の説明でしたが、今回は実際にOpen vSwitchサーバのネットワークの設定とブリッジの作成を行います。前回の記事”CentOS7で構築 Open vSwitch オープンブイスイッチ[2. 仮想スイッチ設定手順]”をまだ未読の方はそちらを先にご覧ください。前提として今回もLinuxの知識が中級レベル以上の人を対象にしています。

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CentOS7で構築 Open vSwitch オープンブイスイッチ[2. 仮想スイッチ設定手順]

CentOS7でOpen vSwitchを構築する第2回講座となります。前回はOpen vSwitchのインストールまででしたが、今回は実際にOpen vSwitchを使用して仮想スイッチポートを作成し、仮想マシンに接続してみます。前回の記事をまだ未読の方はそちらを先にご覧ください。前提として今回もLinuxの知識が中級レベル以上の人を対象にしています。

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基礎から始めるIP-PBX [第4回 FXOゲートウェイを使う際の注意点]

以前、FXO/FXSについて説明しましたが、今回はその続編というか、FXOゲートウェイを使用する際の注意点です。
FXOゲートウェイは便利な機器で、アナログ回線をLAN上のIP-PBXに接続することが可能です。以下前回のおさらいを簡単にしておきましょう。FXOゲートウェイはFXOポートを持ち、FXSと接続します。また、一方でFXOゲートウェイはLANポートを持ち、社内LANを経由してIP-PBXと接続します。

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CentOS7で構築 Open vSwitch オープンブイスイッチ[1. インストール方法]

LinuxでOpen cSwitchを構築する場合、コミュニティの差なのかUbuntuが一番事例が多いように思います。それではCentOSでは構築できないのかというと、勿論そのようなことはなくインストールできます。 しかし、CentOS6の事例はネットでも見かけますが、最新バージョン(CentOS7)はまだ少ないようですのでこちらで紹介しまします。

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Open vSwitch オープンブイスイッチ[導入パターン紹介]

Open vSwitch(以下OVS)はオープンソースソフトウェアの仮想スイッチです。Openflowプロトコルに準拠しており、Openflowスイッチとして動作します。また、多くのベンダーがOpen vSwitchを内部で利用してエンタープライズ用のスイッチ製品を提供していることでも知られています。

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VoIP技術者のための実践講座 [第4回WireSharkでRTPパケットを確認]

今回で4回目の実践講座となります。前回WireSharkでIP-PBXのシグナリングを見てきましたが、今回はSIPによりダイアログが確立された後に流れるRTPパケットについてみていきましょう。IP-PBXではどういったメッセージのやり取りがなされているかを見ていくことにしましょう。前回の「第3回WireSharkでIP-PBXシグナリングを見る」を見ていることを前提として進めていきますので、まだ見ていない人は先にそちらを見ることをお勧めします。

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WebRTCはコンタクトセンター業界に地殻変動を起こすか? [第3回WebRTC関連のサービス]

WebRTCからコールセンターに関わるどういったサービスが生まれているかご紹介します。Webブラウザによるテレビ会議システム、UCシステム。既存コールセンターシステムへのアドオン。WebRTCプラットフォームとしての提供。IoTとしての利用。など、カテゴリに分けて説明します。

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VoIP技術者のための実践講座 [第3回WireSharkでIP-PBXシグナリングを見る]

今回で3回目の実践講座となります。前回WireSharkでSIPのシグナリングを見てきましたが、今回はIP-PBXではどういったメッセージのやり取りがなされているかを見ていくことにします。SIPサーバだけの場合と比較して、IP-PBXの場合は回線交換を主として多くの機能を使うことができるようになります。

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基礎から始めるIP-PBX [第3回 FXS/FXO との接続を理解する]

今回はIP-PBX自体からは少し離れて、FXS/FXOと呼ばれるものについて学習しましょう。FXSとはForeign eXchange Subscriber interface(port)の略です。平たく言えば、オフィスや家の壁についているプレートにあるジャックのことです。そしてその壁のプレートのジャックの先は電話会社へ繋がっています。FXOとはForeign eXchange Office interface(port)の略です。こちらはアナログ電話機やFAX、モデム側にあるジャックの事です。非常にシンプルですよね。また、アナログ電話機やFAX、モデムなどはFXOポートを持っていることから、「FXOデバイス」と呼ばれます。

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