CentOS7で構築 Open vSwitch オープンブイスイッチ[1. インストール方法]


CentOS7で構築 Open vSwitch オープンブイスイッチ [1. インストール]

 

LinuxでOpen vSwitchを構築する場合、コミュニティの差なのかUbuntuが一番事例が多いように思います。それではCentOSでは構築できないのかというと、勿論そのようなことはなくインストールできます。 しかし、CentOS6の事例はネットでも見かけますが、最新バージョン(CentOS7)はまだ少ないようですのでこちらで紹介しまします。前提としてLinuxの知識が中級レベル以上の人を対象にしています。

 

CentOS7のインストール

1.CentOSの公式サイトよりイメージをダウンロードして、インストール。

https://www.centos.org/

  後々GUI版のWiresharkをインストールすることやコンテナ(LXC)をこのOS上で構築すると便利ですので、フルバージョンでインストールしてください。また、VMwareやVirtualBoXなどの仮想環境上にインストールするとバックアップや複製が容易なためおススメです。

2.Firewalldの停止

  インストール後はCentOS7からiptablesの代わりとなる、firewalldを停止します。予期せず必要な通信を遮断することを防ぐためです。

  #systemctl status firewalld
  #systemctl stop firewalld
  #systemctl status firewalld
  #systemctl disable firewalld

3. Selinuxの停止

こちらも予期せず必要な通信を遮断しないよう、停止しておきます。

/etc/sysconfig/selinux のファイルを開き、以下の箇所を修正します。

SELINUX=enforcing    
   ↓    
SELINUX=disabled    

 

4. net-tool パッケージのインストール

CentOS7ではこれまで慣れ親しんだifconfig,netstatなどのコマンドがインストールされていない場合があります。代わりにipコマンドで代用できますが、これらのコマンドを使用したい場合はyumでインストールしてください。

  #yum -y install net-tools

 

以上でCentOS7のインストールと前準備は終了です。いよいよOpen vSwitchを導入します。

 

Open vSwitchのインストール

1.Open vSwitchのインストールに必要なリポジトリのインストール

 まず、第一の難関です。なぜならば、このインストールのために必要なリポジトリは時と共に無効になったり、バージョンが古くなったりして使えないものになるからです。

 2016年4月現在の情報です。実際にインストールする際は有効なリポジトリを入手してください。

 <Openv Switch 2.3.1>

http://repos.fedorapeople.org/openstack/openstack-kilo/rdo-release-kilo-1.noarch.rpm

  <Openv Switch 2.4.0>

https://rdoproject.org/repos/rdo-release.rpm

 ダウンロードした.rpmファイルを任意のディレクトに配置して rpmコマンドでインストールするか、以下のようにURLを指定してインストールしてみてください。

# rpm -Uvh http://repos.fedorapeople.org/openstack/openstack-kilo/rdo-release-kilo-1.noarch.rpm

 エラー無くインストールできれば完了です。

2. Open vSwitch インストール

  yumコマンドでインストールできます。

# yum  install openvswitch

    無事にインストールが完了した場合、/var/log/openvswitch配下にファイルが展開されています。

3. Open vSwitchバージョンの確認

# ovs-vsctl -V

4. Open vSwitchの起動

# systemctl start openvswitch
# systemctl status openvswitch

5. Open vSwitchをサービスへ追加

# systemctl enable openvswitch.service

 

以上でOpen vSwitchのインストールは完了です。

次回はOpen vSwitchを使ったブリッジの構築など、具体的な使用方法を紹介しようと思います。

 

 

<<Open vSwitch オープンブイスイッチ[導入パターン紹介]

 

CentOS7で構築 Open vSwitch オープンブイスイッチ[2. 仮想スイッチ設定手順]>>